こんにちは。
ショウカソンジュク塾長の古川です。
先日、自社の新卒採用インターンシップ選考会があり、
私も採用に携わる身として選考官をしておりました。
1日に200人を超える学生さんに参加いただき、
非常にエキサイティングな場となりました。
お越しいただいた学生さん、
本当にありがとうございます。
私が入社した時は、
「組織人事コンサルティングって何?」
「モチベーションを切り口に行うコンサルティングって怪しくない?」
と周りに言われたものですが、
最近は少しずつそのような印象も払拭され、
採用マーケットにもより広く認知されてきてるように感じます。
嬉しい限りですね!
さて、今回のテーマは「メモのすゝめ」。
先日のインターンシップ選考会でも、
メモしている学生が多くいらっしゃいました。
選考官として学生さんにフィードバックしたりするのですが、
やはり自分の話してくれたことをメモしてくれると嬉しいものです(笑)
ただ、改めて「メモをする意味とは?」と問われたときに
皆さんはどう答えるでしょうか?
「聞いたことを忘れないようにするため」
「後で思い出せるようにするため」
総じて「記録すること」がメモをする一般的な意味かと思います。
しかし、私はメモの本質的な意味は完全に別のところにあると考えています。
それは「知的生産のためのメモ」です。
メモは情報伝達ではなく、
知的生産に使ってこそ、初めて本領が発揮されます。
例えば、企業の説明選考会で、
「弊社は昨年から売上が2倍になりました。
要因は既存事業の人材紹介サービスが安定した収益を継続した上で、
新規事業のAI事業が拡大できたためです。」
と話していたとします。
それを事実ベースでただメモをするのではなく、
「抽象化(他の場合にも応用可能な気づき)」すると、
より深い学びが生まれます。
例えば、先ほどの話から、
「新規事業に挑戦するには、大前提、既存事業の安定性が重要である」
と抽象化したとします。
さらに抽象化したことでとどまらず、
「新規事業がスケールする可能性が高いかを判断する際は、
既存事業の安定性を見ることで判断しよう」
というように、
抽象化して得た気付きをもとにアクション(転用)を立てます。
この「事実」⇒「抽象化」⇒「転用」の思考ステップを踏むことで、
自身の成長速度が飛躍的にあがります。
メモの定義を一緒に変えていきましょう!